セイケイメールマガジン Vol.26 2022年6月号
<今月の掲示板>
平素は当社プレスコラム各製品につきまして格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
弊社営業部におきましては感染拡大防止の観点から在宅勤務・オンライン商談を継続しておりますが、受け入れ可能なお客様に対しましては直接訪問の機会を増やしている次第です。
各種お問合せにつきましてはこれまでと同様に営業担当まで直接ご連絡ください。
新型コロナウイルス感染症の一日も早い終息と皆様のご健康を心からお祈り申し上げます。
[1]現在の供給状況について
足元の生産状況は両製造所(佐野・堺)ともに稼働率が非常に高い状況(造管・切断開先加工)が続いております。
都市部を中心とした再開発プロジェクトや物流倉庫、データセンター、半導体関連設備投資案件など大規模案件の引き合いを多数頂いております。価格はプレスコラム素材である厚板価格の上昇傾向が継続しており、生産コストが一層高水準で推移することが予想されます。
上記状況下、厚板の安定確保、山積み・出荷調整、コスト上昇分の販価反映を着実に進め、安定操業に努めたいと考えております。
社員一同、「まじめなモノ造り」、「手抜きのない品質管理」、「真心をこめたお客様対応」を念頭に頑張って行きたいと思っておりますので宜しくお願い申し上げます。
[2]メルマガ納期コメント変遷と納期見通し
コロナ禍の反動に伴う需要の急回復によって昨年春頃から数多くの引き合いが寄せられ、プレスコラムの納期が拡大、その結果、昨年秋頃に「納期待ち14カ月」との報道が関係紙面に掲載されました。つきましては当社メールマガジンの納期コメント変遷をもとに納期見通しを纏めました。
要点:
◎2021年1月から2022年1月までの約1年弱の間、4か月から始まり納期は断続的に拡大。
◎2022年2月以降は、建方延期や設計変更で、秋口以降の山積みは大きく変動。
2021.01~2022.1の納期コメント:
・2021.01:BCP325等の一般製品に関しては4カ月程度になっております。
・2021.03:足元、BCP325等の一般製品につきましては納期4.5カ月程度と若干延びております。
・2021.05:現在BCP325等の一般製品に関しては5カ月程度と若干延びています。
・2021.07:未発注予定物件は来年4月までフルに積み上がっており、それ以降も多くの引き合いを頂いております。
・2021.09:新規引き合いに関しましては、予定物件を精査しながらの回答となり即答しかねる場合がありますがご容赦お願いします。
・2021.11:現状プレスコラム受注状況につきましては関係紙面にて約1年先前後先まで能力一杯と報道されていることはご承知の通りです。
・2022.01:5.5~6カ月の標準工期を維持しながら操業を行う中、山積みは依然として非常に高い状況となっています。
2022.02~05の納期コメント:
『当初引き合い時点の数量から減っていること、一部現場建方延期やBCR柱・BOX柱・コンクリート柱採用による設計変更等で納期変更やキャンセルが出た影響もあり、秋口以降の山積みについては変動が大きくなっております。』
上記、変動の一因として、納期拡大時期に生産能力を大幅に超過する山積みとなったものの、平時でも起こる数量減・必要時期ズレに加え、見積納期に合致しなかった案件が構造変更・建設延期となったことが考えられます。
現時点における山積み数量と実際のご発注明細数量に対する期間別比較は以下の様に推測しております。
・2022年内までの山積み ≒ 実明細
・2023.01月以降の山積み > 実明細
・2023.04月以降の山積み >>> 実明細
上記の通り生産量(質量・造管本数)及び生産メニュー(規格・サイズ)がほぼ確定しているのは約6カ月先までであり、特に約9カ月先以降の山積みは変動が大きいこと想定されます。実明細との差異要因は、ロール発注図面やエンドユーザー様の施工範囲・必要時期などが決定していないためと思われます。
今後の動向(BCP-H構造出件動向、生産メニュー(規格・サイズ)変化、競合他社の生産調整など)によって、実明細との期間別比較は日々変動します。引き合い案件を一つ一つ丁寧に精査しながら山積み調整に努め、納期情報を更新してゆきたいと考えております。
[3]その他
当社HP↓の「お問い合わせ」他でオンラインでの商談及び技術説明会を受け付けています。
是非ご活用下さい。
皆様、どうぞご安全に!
(今回メルマガ担当: 松下)