セイケイメールマガジン Vol.53 2024年9月号



< 今月の掲示板 >


いつもお世話になっております。プレスコラムの(株)セイケイです。

平素は当社プレスコラム各製品につきまして格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。



[1]現況について 

足元の生産状況(造管・切断開先加工)は両製造所(佐野・堺)ともに安定しております。

山積み状況は概ね3~4カ月先までの確定明細を頂いておりますが各月に十分な余力があり、年度を通してより一層積み増して行きたいと考えております。

納期につきましては完全に正常化していることは御承知のことと存じます。

新規お引き合い時は一次回答として4~4.5カ月をご提示しておりますが、期近な物件につきましては短納期対応させて頂いております。

引合い状況は厳しい鉄骨需要環境の中、プレスコラム実需も少ない状況が暫く続いておりますが、都市部を中心とした再開発は進行しており、先々につきましてはは主に半導体・データセンター・電気自動車に関連する設備投資の大型建築プロジェクト、地方都市における駅前再開発、庁舎建替、中規模の物流倉庫などが見込まれています。

価格状況は人件費をはじめ、エネルギーコストや物流コストが上昇中ですが、同コスト増加分につきましてはまずは弊社自助努力での吸収に努めております。

状況を見ながらご相談、ご提案させて頂く可能性がありますことをお含み置きお願い申し上げます。

引き続き厚板の安定確保、山積み、出荷調整など安定操業に努めることは勿論のこと、社員一同「まじめなモノ造り」、「手抜きのない品質管理」、「真心をこめたお客様対応」を念頭に頑張って行きたいと思う次第です。



[2]増産に向けた設備投資について

将来のプレスコラム需要増に備え、佐野及び堺の両製造所の設備投資を進めています。

将来に向けて年間9万tの生産体制を整えていきます。

安定した生産体制を構築すべく一部老朽化した設備の更新や生産ラインの改善も行っております。

堺製造所に増築した第2工場は本年7月に稼働しており、工程ネックでした切断開先能力が増強されました。

また、製品置き場を整え、構内物流の効率を高めることで素管増産が可能となり全体能力向上を見込んでおります。

第2工場の見学も承っておりますので見学希望の方は営業担当者までお問合せ下さい。



[3]佐野本社事務所建替えについて

職場環境の改善を図る為、佐野本社事務所の建替工事を行っております。

新事務所は鉄骨造5階建て、JFEスチール㈱様のグリーン鋼材「JGreeX(ジェイグリークス)」を主な使用鋼材としております。脱炭素を含め環境面に配慮した鋼材です。

現在、足場や現場シートが撤去され、建物外観が分かるようになりました。11月には全工事が終了、12月には仮事務所から引越し、社屋での業務が開始できる予定です。



[4]プレスコラム400角サイズの代替品(JBCR325P)供給について

400角BCPについてはプレスコラム代替として、JFEスチール知多製造所製造のロールコラムJBCR®325Pを引き続きご紹介させて頂いております。

設計基準強度325N/mm2、以下の4サイズのプレスコラムがJBCR325Pに置き換え可能です。

・400×400×16

・400×400×19

・400×400×22

・400×400×25

上記サイズのJBCR®325Pに関しては引き続き当社が窓口として承っておりますので、当該商品のご要望が御座いましたらお問合せお願い致します。

納期については各営業担当までお問い合せください。



[5]1000~1200角大径サイズ取組状況

今後のプレスコラム大型化への対応として、本紙でのご案内の他、個別にお客様に往訪させて頂きご説明を継続しているところです。

既案内の通り、昨年佐野製造所にて規格G385、MAXサイズ1200×1200×50の素管を製造、本年より各協力会社様にて切断開先加工の上、各需要家様へ納品、ロボット溶接試験をして頂いております。

規格G385の1000角UPサイズにつきましては大臣認定申請中ですが本年秋頃に取得予定です。

高層・超高層を主なターゲットとして引き続きPR活動を推進して参る所存です。


本件に関するお問い合わせ等御座いましたら、各担当若しくは本件メールに返信の形でご連絡戴ければと存じます。 



[6]オンライン打ち合わせ

 当社HP↓の「お問い合わせ」他でオンラインでの商談及び技術説明会を受け付けています。
 https://www.seikeicolumn.co.jp/

 上記は担当者に直接御用命いただいても結構です。
 ※オンライン技術説明等のご希望があれば是非お知らせください。


今回メルマガ担当:松下