G325TF
G325TF-Z25
特長
-
・
高強度(490N/mm2)を保証するとともに、耐震性を高めた冷間プレスコラムです。
-
・
平板部と同様、角部においてもシャルビー吸収エネルギー70J(0℃)以上を保証します。
-
・
柱-通しダイアフラムの溶接継手熱影響部は靭性に優れ、従来にも増して構造耐力上優れた性能の確保が可能となり、その結果、一般に冷間プレスコラムを柱に用いる場合の設計上の付加事項を考慮する必要はありません。
-
※
柱一通しダイアフラムの溶接に、NBFW法を適用する必要はありません。
[佐野製造所:㈶日本建築センター評定 BCJ評定-ST0261-02]
[堺製造所:㈶日本建築総合試験所 建築技術性能証明書 性能証明 第21-11 号]
大臣認定書ダウンロード
製品紹介
化学成分単位:%
種類の記号 | C | Si | Mn | P | S | Ti | トータルN | 炭素当量2) | 溶接割れ 感受性組成2) |
MAG溶接熱 影響部靭性指標2) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
G325TF G325TF-Z25 |
0.18以下 | 0.55以下 | 1.65以下 | 0.020以下 | 0.005以下 | 0.002以上 0.025以下 |
0.002以上 0.006以下 |
0.38以下 | 0.24以下 | 0.46以下 |
- 備考
- 1)必要に応じて上記以外の合金元素を添加することができます。
-
2)受渡当事者間の協定により、炭素当量の代わりに溶接割れ感受性組成を適用することができます。
炭素当量:C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14
溶接割れ感受性組成:C+Si/30+Mn/20+Cu/20+Ni/60+Cr/20+Mo/15+V/10+5B
MAG溶接熱影響部靭性指標(%):C+Mn/8+6(P+S)+12N-4Ti (Nはトータル窒素、Ti≦0.005%のとき、Ti=0とする。)
機械的性質
種類の記号 | 厚さ(mm) | 降伏点 又は耐力 (N/mm2) |
引張強さ (N/mm2) |
降伏比 (%) |
伸び | シャルピー 吸収エネルギー |
|||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
板厚(mm) | 試験片 | 伸び(%) | 試験温度 | (J) | |||||
G325TF G325TF-Z251) |
12以上 40以下 |
325以上 445以下 |
490以上 610以下 |
80以下 |
12≦t≦16
16<t≦40
|
JIS1A号 |
17以上
21以上
|
0℃ | 70以上 |
- 備考
- 1)G325TF-Z25は、厚さ16mm以上となります。
- 2)G325TF-Z25については、上記以外に厚さ方向試験及び母材の超音波探傷試験も行います。
製造範囲
製造可能寸法表(mm)
厚さ 辺の長さ |
16 | 19 | 22 | 25 | 28 | 32 | 36 | 40 | 45 | 50 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
400×400 | 事前にご相談ください | |||||||||
450×450 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
500×500 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
550×550 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
600×600 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
650×650 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
700×700 | 相談 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
750×750 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
800×800 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
850×850 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
900×900 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
950×950 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
1000×1000 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
設計
基準強度 F値
種類の記号 | 基準強度の種別 | 基準強度 F値(N/mm2) |
---|---|---|
G325TF G325TF-Z25 |
鋼材及び溶接部の許容応力度の基準強度 | 325 |
鋼材及び溶接部の材料強度の基準強度 | 325※ |
- 備考
- ※材料強度の基準強度は、上記の数値の1.1倍以下の数値とすることができます。